第42回[慶応義塾大学]THE・理系の聖地!

大学レポート表紙

キャンパスと学科分け

慶応義塾大学理工学部(以下、慶應理工)の生徒は、1・2年次は日吉キャンパス、3・ 4年次、続く大学院では、矢上キャンパス(最寄りは日吉)と呼ばれる、THE・理系の聖地へ通うことになります。
慶應理工は、“学門”と呼ばれる大きな枠組みのもとで入学し、2年進級次に学科を選択することになります。学門ごとにどの学科に何割の生徒が進むことになるかは決まっています。
例えば、学門5であれば実に5割の生徒は情報工学科へ進みます。
他学門の学科を選択することも不可能ではないですが、かなり狭き門となるので、受験時の学門選択は将来を見据えてぜひ慎重に行うことを強くオススメします。

人々

日吉キャンパスは文理入り乱れていることもあり、わいわいがやがやにぎやかな雰囲気が漂っています。
そこで2年間過ごしたあと、矢上キャンパスへ移住してくると誰もがこう思うことでしょう。

「結構静かだなあ」「なんか暗くない?」「ってか男多くない?」
心配は無用です。すぐに慣れます。

ホワイトボードを前に熱い議論を交わしながら見るのも嫌になるような数式に挑む小集団、何時間もPCの前に座り、やれどやれど終わらないレポートを作り続ける人々…
華やかなキャンパスライフはどこへいったのか、そう考えるのは大きな間違いです。
そうした困難が僕たちを大きく成長させます。

慶應理工を卒業した暁には、きっと有数のスキルを身につけた人材となっていることでしょう。

研究室

理工学部に所属する人ならば誰もが配属されることになる噂の“研究室”。
みなさんはどういったイメージを持っているでしょうか。

「24時間試験管振ってる感じ」「大腸菌の培養とか」なんてベタな想像をしていませんか?

それは大きな間違いです。各学科には、専用にたくさんの研究室(単純な部屋数ではなく組織数)があり、研究テーマも非常に多岐に渡ります。
例えば情報工学科であれば、ハードウェア、ソフトウェアを扱う研究室もあれば、携帯電話等の通信技術開発、インターネットを利用したサービスを開発する研究室など、他にもたくさんのテーマがあります。

自分の希望した学科に入ったならば、必ず興味をもてるテーマを扱う研究室があるはずです。

また、研究室配属は新たな人との出会いも意味します。
それまで関わりのなかった同期・先輩との交流、夏合宿、海外での論文発表(もちろん費用は全て学校負担)などなど、学部4年から新たな大学生活が始まるといっても過言ではありません。

どうでしょう、理工学部が魅力的に見えてきませんか?

慶応義塾大学 公式サイト https://www.keio.ac.jp/

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