国語における表現力とは?

元気が出るブログ表紙

Qゼミの岩見です。
こんにちは。
神奈川県の公立高校入試では平成29年度入試からマークシート方式が導入されますが、記述問題は残ります。
学習指導要領で「思考力・判断力・表現力の育成」が課題となっていますので、表現力を測るための記述問題が残るのは当然ですね。
思考力と判断力に比べて、表現力は幅のあることばです。
学習指導要領の言う表現力とは何を指すのでしょうか。

【表現力】
心に思うこと、感ずることを、色・音・言語・所作などの形によって、表し出す力

もちろん、面接試験では意見や思いをしっかり話すことは大事ですが神奈川県公立高校入試問題の国語において、受検生の思うことや感じることを記述する問題は出ません。
入試問題から読み取れる表現力とは次のようなものではないでしょうか。
例) 今日、ちょうど1年前から飼い始めた犬のラッキーに子どもが生まれた。
同じ内容でも、何通りも表現を変えることができます。

・1年前から飼い始めた犬のラッキーが子どもを産んだのは今日だ。
・今日、子どもを産んだ犬のラッキーを飼い始めたのはちょうど1年前だ。
・今日、子どもを産んだ犬のラッキーをちょうど1年前から飼い始めた。
・今日、子どもを産んだのはちょうど1年前から飼い始めた犬のラッキーだ。

このように表現力が広がれば、最も伝えたいことを思考し、最も適切な表現を判断することもできるようになります。
表現力の基礎である「文の組み換え」を練習してみてはどうでしょうか。

まずは資料請求・体験から

資料請求/体験フォーム