「天高く、馬肥ゆる秋」の意味

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巨大な台風が過ぎたら、空気が秋らしくなってきました。
この時期になると、よく言われるのが「天高く馬肥ゆる秋」ということばです。
このことば、理科と社会の勉強になります。
「天高く」は理科の勉強になります。

湿度の高かった夏に比べ秋は湿度が下がるので雲が低いところにできにくくなり、夏によく見られる入道雲(積乱雲)が見られなくなります。
代わりに、高いところに積雲や巻積雲ができるので、雲の位置を空の高さにように感じるため、空が高くなったように見えるのだそうです。
「馬肥ゆる秋」は社会の勉強になります。
季候がよくなって食欲が増し、夏はやせていた馬が肥ってきたという説があります。
また、昔の中国では、秋の収穫をねらって北方の騎馬民族が、馬に乗って襲ってくるから、馬が肥ってくる秋は北の方を警戒せよという説もあるそうです。
ことわざも、その由来を辿ると面白いですね。
「読書の秋」ですから、ことわざの本など読んで、ことわざの勉強をしてみるのもいいですね。

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