新崎 悠太くん 慶應義塾普通部 合格

お母様にお聞きします。
Qゼミをお選びいただいた理由は何ですか。
そろそろどこかの塾に通わせようか・・・と考え始めた小学3年生の時に、知り合いのお母さんから「一人ひとりを大切に見てくれる塾があるのよ」という話を聞きました。
それがQゼミと出会うきっかけです。
実はその少し前に、他の大手塾に息子を連れて行き、入塾テストを受けさせていたのですが、そこでの先生の応対の仕方やお話の内容に、私としては違和感があり入塾を迷っていました。
ちょうどそんな時でしたので、知り合いからの話を聞いて「ここかも!」と直感したのです。
数日後、初めてQゼミを訪れたときのことは今でも鮮明に覚えています。
志望校を聞かれた際、家族の中では、まだ「何となく大学付属校が良いかな」という漠然とした考えしかなく、正直にそれをお伝えしました。
そうすると、まだ入塾も決めていない私たちに校舎長の先生がこうおっしゃいました。
「慶應、目指しましょうよ」
私は「いきなり何を言ってるんだろう?」と驚き、思わず隣に座っていた夫と顔を見合わせました。
夫も同じように、きょとんとした表情でした。
二人とも当時は、どこにどんな私立中学があるのかさえ、わからない状況でしたから。
不思議そうにしている私たちに、校舎長の先生はその発言の根拠を説明してくださるとともに、中学受験とはどういうもので、どれくらい大変なのか、また大変だけれどもそれを乗り越えることがどのくらい意味のあることか、などをお話ししてくださいました。
話の折々から、通われているお子さんたちへの愛情を感じることができ、「わが子を預けるならこの先生だ」と入塾を決めたのです。
ここからは悠太くん本人にお聞きしますね。
Qゼミってどんな雰囲気の塾ですか?
振り返ってみると、オンとオフが切り替えられる人たちが集まっていて、節度があるというのが、Qゼミの印象です。
一緒に勉強してきた友だちと模試の結果を競うのも「少数精鋭」っていう感じで、いい意味でのライバル心が芽生えて、それを楽しんでいました。
Qゼミの授業で良かったことは何ですか?
とにかく「わかったふりを許さない」ところですね。
算数や理科は考えて解くことが必要な問題が多く、分かる・分からないの個人差が強く出ます。
そういう時、先生が分からない人をそのままにしないで、逐一対応し、誰も疑問を残さないようにしていました。
授業後も質問を受け付けてくれるし、とにかく「わかったふりを許さない」授業でした。
僕は算数が苦手だったのですが、先生はどんな単純な質問でも、ちゃんと答えてくれて、ありがたかったです。
一番つらかった時、どうやって乗り越えましたか?
小6の夏前、国語の偏差値は70を越えて、けっこう調子に乗っていたところもありました。
ところが、秋になると成績が悪くなっていきました。
記述問題を解くのに考えすぎてしまうのです。
そんなスランプ時期にどうしたかというと、国語からいったん目線をそらして、理科の暗記問題ばかりをとにかく解きました。
そうしているうち、良かった時のことを思い出してみよう、それを再現してみようと思いつきました。
テクニックを意識するあまり、国語が解けなくなっていたことに気づきました。
考えなくても解けていた頃の勘を取り戻そうと、いったんは国語のことを考えないようにしました。
そうしたら、そのうちだんだんと国語の勘は戻ってきました。
後輩へメッセージをお願いします。
受験生活を続けていると、どうしたって気持ちがアップダウンします。
僕も何度か苦しくなって、受験を止めようかなと思うこともありました。
もし、落ちたらと想像することもありました。
落ちた時、自分は一生後悔する。
あの時、やっときゃ良かったとは絶対思いたくない!
そう思ったら、秋ぐらいからは、できる限りやってやろうという気持ちに変わりました。
気持ちが落ち込むような時は、初心に帰って自分が目指しているもの、
自分が学校に入って何がしたかったのかとか、
そういうことを、もう1回考え直してみるとよいです。
こんなふうに、今自分は何をしたら良いのかを、考えてやっていくと、けっこうモチベーションが保てました。
あきらめずにやっていれば、報われるという体験がこの受験でした。
ぜひ他のみんなにも、この体験をしてほしいです。