中学校　9月定期テスト分析

〇荏田南中（中1）
［国語］教科書の内容から「比喩で広がる言葉の世界」と「大人になれなかった弟たちに・・・」からの出題となりました。 「大人になれなかった弟たちに・・・」は全文引用で2650文字の量がありました。基本的には教科書本文の内容からの出題ですので学校の授業や準拠ワークでやった所を覚えていれば高得点が取れるテストになっています。問題構成としては漢字読み3問、書き9問、文法13問、大問からは28問、合計で53問とバランスよく作成されています。荏田南中では条件作文の出題があるのが特徴のため、今回もそれぞれの大問で30文字、50～70文字での条件作文が出題されています。 問題数と試験時間を考えると1問を1分以内というのが解答速度として必要になります。条件作文で時間を取られるため、大問の本文については本文の概要を全て覚えていれば時間が足りないということはないでしょう。足りないと感じた人は本文を覚えきれていない証拠です。次回のテストから本文のどこに何が書いてあるかまで分かるようにしておきましょう。

〇荏田南中（中2）
［国語］教科書の内容から「枕草子」と「言葉の力」、「短歌に親しむ」からの出題となりました。 今回は全体でも2750文字ですので文字数自体は少ないですが、漢字読み5問、書き13問、文法26問、大問からは29問、合計で73問と若干問題数が多めになっています。特に古典の枕草子からは14問出題されているため、古典の対策が出来ている子とできていない子で点数が分かれたと思います。また、荏田南中では条件作文の出題があるのが特徴のため、今回も60文字の条件作文が出題されています。書き抜きや作文等含めてもかなり記述量がある定期テストですので、解くスピードが遅い子は終わらない可能性があります。

〇荏田南中（中3）
［国語］教科書の内容から「作られた「物語」を超えて」と「故郷」からの出題となりました。 大問は3つの校正で教科書の全文引用、部分引用で約11000文字と文字数だけでいえば他学年の3倍ほどあります。 ただ入試の文字数はもっとありますので、この文字数に対応できない子は入試の国語も難しいと思われます。 問題構成としては漢字読み15問、書き5問、文法17問、大問からは28問、合計で65問とバランスよく作成されています。 大問の「故郷」からの出題は特に多く、故郷は大問2、大問3に分けての出題となりました。 荏田南中では条件作文の出題があるのが特徴のため、今回もそれぞれの大問で60文字、40文字、30文字と条件作文が出題されています。